相手に何かひどいことをされたり、最低なことを自慢げに話されたりしたら「最低!」や「ひどい!」と言ってやりたくなりますよね。

そんなときに使えるのが、この“You’re awful.”です。

You’re awful.
「あなた最低ね」

「それはひどい話だ」と言いたければ、“You’re(あなたは)”を“That’s(それは)”に変えればOKです。

この記事で書いていますので参考にしてみてください。

「それはひどいね!」と英語で言ってみる(スラングも)

“awful”は、「ひどい」や「不愉快」という意味の形容詞なので、「ひどーい」、「さいてー」ぐらいのニュアンスで使えます。

まあ、このへんは言い方にもよるのですが、“Bad”の少し強い版くらいに考えておけばいいでしょう。

似たような表現では、“Terrible”や“Horrible”がありますが、これらも同じ感じで使うことが可能です。

Awful:ひどい、嫌な、すさまじい、不愉快な
https://eow.alc.co.jp/search?q=awful
Terrible:ひどく嫌な、とても不快な
https://eow.alc.co.jp/search?q=Terrible
Horrible:ひどく嫌[不愉快]な
https://eow.alc.co.jp/search?q=Horrible
アルク英辞郎より引用

最低=「最もひどい」というレベルのニュアンスであれば、下記のように“worst”もありですが、最上級を使うとかなりきつい言い方なので、相手との関係を断ってしまってもいいと思えるときだけにしておきましょう。

You’re the worst.
「あなたクズね」
「お前最悪だな」

こんな感じで「主語+be動詞+形容詞」を並べれば、同じような表現ができますので覚えておくと応用が利きます。

君(あなた)~ですね。

You+are+(酷いという意味の)形容詞

例えば“despicable”(卑劣)という形容詞入れれば、“You’re despicable.”「あなた卑劣ね」ということができます。

形容詞を調べて自分で英文を作ってみてください。

また、こういうネガティブな言葉はスラングでの表現が非常に多いのですが、スラングは本当の意味とは大きく離れていたり、真逆の意味を皮肉として使ったりすることがあるので、使い方、使う場面に十分注意しましょう。

例えば、“You’re sick.”は「キミ最低だね」「あなた最低ね」という意味でのスラングですが、医師に言われれば「あなたは病気です」となります。

医師でもない友人や知人に「病気だ」言われるからこそ、「最低」という意味でとらえられているわけで、そのあたりを理解せずに使うとトラブルにあうかもしれません。

他にも“Suck”(吸う)、“Jerk”(嫌なやつ)を使った“You suck.”(あなた最低ね)“You’re such a jerk.”(キミ最低なやつだな)などがあります。

スラングはどれもとても強いニュアンスの言葉になるので、あまり使わないようにしましょう。