「そう、まさにそれ!」とか、「そうそう、それ」みたいな会話ってよくありますよね。
おそらく日本人が思い浮かべるフレーズは“Yeah that’s right!(その通り)”だと思うのですが、今回は“Exactly(イグザクトリー)”を使って表現します。
“Exactly(イグザクトリー)”は、「あらゆる点で」、「完全に」、「丁度」と言う意味を持つ副詞で、ネイティブがよく使う英単語です。
英語は簡単に言うのがコツなので、この場合も“That’s exactly it!(まさにそれ!)”や“Yeah, exactly!(うん、まさに!)”と言えばいいのですが、「そう、まさにそれが私の言いたかったことなんだよ!」と言えたら流暢に聞こえますよね。
「そう、まさにそれが私の言いたかったことなんだよ!」
この“That’s what~”は口語でネイティブが多用している表現なので会話でよく耳にします。
「それが~のことです。(~なんです。)」
“what”で英文をつなぐことで「~のこと」「~なもの」と表現できるんですね。
例えば「私の言いたかったことはそれ」と言いたい場合は、“That’s what I mean.”と表現しますが、“what”の前に“exactly”(まさに)を入れることで、「まさにそれが私の言いたかったこと」ということができるんですね。
ちなみに疑問詞“what”の部分を他の疑問詞に変え、動詞も変えることで以下のような表現が可能になります。
That’s when I said it.(私がそれを言ったのはその時だ)
That’s where I said it . (私がそれを言ったのはそこだ)
That’s how I said it. (私はそういう言い方をした)
「それが私が思ったことです。」
That’s what I heard.
「それが私が聞いたことです。」
That’s what I remember.
「それが私が覚えていることです。」
That’s what I had in mind.
「それが私が考えていたことです。」
今回は自分が主体のフレーズなので主語はIになっていますが、You,he,sheなのに変えれば様々な表現が可能です。
⇒ あなたが言ったこと
That’s what he said.
⇒ 彼が言ったこと
That’s what she said.
⇒ 彼女が言ったこと
実はこの表現 “what+主語+動詞”以外にも、 「what+be動詞+動詞の過去分詞」や「what+be動詞+形容詞」の形も存在し、さらに一定の条件を満たせばbe動詞+過去分詞を省略できたり、慣用句まで存在します。
「それが私が言っていることです。」
That’s exactly what I was thinking.
「それは、私がまさに思っていたことです。」
That’s what I was going to tell you.
「それが私があなたに伝えようと思っていたことです。」
ですので混乱しがちですが、今回はシンプルに“Yeah! That’s exactly what I mean.「そう、まさにそれが私の言いたかったことなんだよ!」”を覚えちゃいましょう。