今回は、オーストラリアで人気のメニュー、「ラム・シャンク」=「羊肉の脛煮込み」のレシピから英語表現を覚えます。
日本に住んでいたときは苦手だったけれど、今では、ラム肉が大好きです。
ステーキでも、ビーフよりラムのほうが食べやすいくらいです。
日本でも、オージービーフは有名ですが、私的には、オージービーフよりオージーラムの方が、断然美味しいと思います。
オーストラリアに来た際は、オージービーフ、カンガルー肉、ワニ肉などもありますが、是非ラム肉もお試しくださいませ。
英語でレシピを上手に伝えるポイントはたった2つだけ
その2つのポイントはこの2つです。
2・・・~してと言う動詞から始まる表現
順番に見てきましょう!!
その1・・・材料は~された(受け身の表現)を覚えればOK!!
では、まずレシピの、材料(ingredient)の欄に注目してみます。
2 onions sliced・・・(薄切りの玉ねぎ2個)
12 cherry tomatoes halved・・・(半分切りのミニトマト12個分)
切り方の表現が、過去分詞だということにお気づきでしょうか。
これは、受動態(受け身)の過去分詞で、「~された」という意味で使われています。
この表現は、日本語英語でも、よく使われています。
フライドポテトの「フライド」は、揚げる=fryの受け身になっていますね。
チルドルームの「チルド」も同様に、冷却する=chillの受け身です。
その2・・・料理の作り方は動詞から始まる表現を覚えればOK!!
では、いよいよお料理開始です。
作り方の、文章の最初の部分を見ていきます。
Preheat oven to 180℃・・・(オーブンを180度に予熱して・・・)
Place paprica in a bowl・・・(パプリカをボールに入れて・・・)
Rub the lamb shanks・・・(ラムシャンクに揉み込んで・・・)
Serve with mashed potato・・・(マッシュポテトと一緒に盛り付けて・・・)
どの文章も、動詞から始まっています。
この要領で、例えば、巻寿司の作り方だったら・・・
Place sushi rice and cooked prawn on edge of the seaweed and roll up.
(寿司米と茹海老を海苔の端の方に置いて巻きます)といった感じで、案外簡単です。
英語で日本料理の作り方を教える機会があるかもしれないので、覚えておくといいですよ。
最後に、間違えやすいので気をつけたい、大さじと小さじの省略形です。
大さじ=tbsp(table spoons)
小さじ=tsp(tea spoons)
「b」が入っているかいないか、だけなのですが、これを読み間違えると、大変な味付けになってしまうので、英語のレシピを見るときは要注意です。