乾燥する寒い季節に、唇や手が荒れてしまったと際の英語表現です。

I’ve got chapped lips.
「唇カがサカサだよ(になった状態)。」

I’ve= I haveの短縮表現

“get”の過去分詞がアメリカ英語では“gotten”イギリス英語では“got”なので、I have got ~という形を見ると“got ”が過去分詞だと思い現在完了形で訳そうとする方がいますが、この場合はイギリス英語でよく使う口語の形で“I have ”とほぼ同じ意味です。

・I have gotはイギリス英語の口語表現
・I haveとほぼ同じ意味

つまり“I’ve chapped lips.”でも同じです。

haveには様々な使い方があるのですが、今回は“chapped(荒れている、カサカサ)”な状態」を表しています。

“chapped”は「皮膚が荒れた」という形容詞になるので、“I’ve got chapped lips.”となります。

また、リップクリームという英語は“lip balm”なので、“lip cream”と言ってもネイティブには通じません。

“lip cream”は和製英語です。

リップスティック“lip stick”という言い方もありますが、“lip stick”は主に「口紅」のことを指すので、男性が使うと変な目で見られると思います。

ですので、英語で「リップクリームを塗った方がいいよ。」とアドバイスする場合は、下記のように言います。

I’ve got chapped lips.
「唇カがサカサだよ。」
I’ve chapped lips.
「唇カがサカサだよ。」
My lips are chapped.
「私は唇が荒れています。」
You should use lip balm.
「リップクリームを塗った方がいいよ。」

“should ”は日本では「すべき」と訳す方が多いのですが、実はそんなにキツイニュアンスではないので、「した方がいいよ」「すれば」のように提案をする感じで使えます。

家事で手が荒れてしまっている状態も同じように、“chapped”を使って表現することができます。

My hands got chapped from the alcohol use.
「アルコールで手が荒れちゃったよ。」