「違う電車に乗った」とだけ表現する場合は“ I got on the wrong train. ”や“I took the wrong train.”でOKですが、今回は「乗り間違えたみたい」と言いたいので、“It seems like~”を先頭にもってきます。
「違う電車に乗っちゃったみたい。」
※“like”を“that”に変えても同じような意味になりますが、少しかしこまった言い方みたいです。
「~みたい、~のようだ」
“It seems like~”の後には、名詞(名詞句も含む)か節が来ますので、今回の題名のように“It seems like I got on the wrong train.”と節をもってきて文を作ってもいいですし、“It seems like my car is broken.”のように(名詞句も含む)をもってきてもOKです。
ただし、後ろに名詞(名詞句も含む)が続く場合の“like”は前置詞、後ろに節が続く場合の“like”は接続詞の扱いになるので、“that”を使った場合は後ろに名詞(名詞句も含む)を置くことができません。
that節について知っている人はおそらく理解できますよね。
ただ、記事にしておいて申し訳ないのですが、なぜ“like”が接続詞になりえるのか、不確かな情報しか持っていないので分かったら追記します。
だれか詳しい人ヘルプ!!
また、“It seems to 名詞”でも同じような意味になるので、これまたややこしいんですよね。
ニュアンス的には今置かれている現状での状況判断ということになるみたいです。
なので、“It seems to rain today.”「今日は雨が降りそうだね」という文章の中には、現状で黒い曇が見られるといった、状況判断を行える材料があるということになります。
うーややこしい。
さらに、It seems that 節を S + seems + to 不定詞に書き換えるという授業もありましたよね確か・・・これ以上はここではやめておきましょう。
とにかく今回の記事では“It seems like~.”を覚えて使えるようにしましょう。
ちなみに、同じような表現で、“It look like~(~に見える)”もありますが、若干ニュアンスが違いますので注意が必要なのですが、この両者のニュアンスの違いを覚えるのに覚えやすい比較があるのでご紹介します。
両者の比較には下記の2つのフレーズがよく用いられます。
B: He looks very kind.
Aは彼の行動や言動から親切そうだと推測していて、Bは見た目が親切そうだとパッと見で判断しています。
looks :は見た目
“looks”が見た目なのは何となく直観で分かりますよね。
対して“seems”は主観的な憶測を意味し、そのニュアンスを含んだ「~のようだ」、「~のように見える」という意味になります。
「彼は思慮深い人みたい」
It seems like my car is broken.
「車が壊れたみたい」
You seem like a really good guy.
「あなたは本当にいい人そうね」
It seems to rain today.
「明日は雨がふりそうだね。」