「流行」を表現できる英語は、“Popular(人気がある、評判が良い)”、 “Trend(傾向、動向)” 、“Fashion(服の流行)、in fashion(流行している)”、 “Craze(一時的で熱狂的な流行)”、“Fad(一時的流行)”、 “Fashionable(短期間流行している)” 、“in style(流行の)”などなど結構ありますが、最も日本人になじみ深い言葉は“Trend”でしょうか。
Googletrendというツールもありますし、最近のtrendは・・・とも言うのでほぼ日本語として使われているかと思います。
「今年の日本の流行り(トレンド)は〇〇です。」
「今年の日本で人気なのはスキニージーンズだよ。」
人気と言う言葉を使っても、「流行」と置き換えることができますよね。
日本人が英語を使う際には「言い換え」がポイントですので、日本語を言い換えて英語に変換するくせを付けましょう。
「今年の流行です。」
” be in fashion ” で「はやっている」という意味になります。
「鬼滅の刃が大流行中です。」
“craze”は、語源が「crazy」から来ているので、「たくさんの人が頭が狂いそうなほどハマっている」というニュアンスで使えます。
子供からお年寄りまで幅広く人気で本屋さんに行っても単行本が手に入らない鬼滅の刃はまさにそんな感じの勢いで流行していますよね。
「流行りの服はあまり持っていないの。」
Denim jackets are in style in Japan this year.
「日本の今年の流行りはデニムのジャケットです。」
“in style”は「堂々と」「洗練された」「華やか」という意味ですが、「ファッションの流行」と言う意味でも使われます。
ちなみに服を“clothing”と言いたい場合は、“many”が“much”になっていることに注意してください。
“clothes”も“clothing”も服として使えますが、“clothes”が「衣服」のことを表すのに対し、“clothing”は服以外の帽子や小物など身に着けるもの全般の「衣料品」のことを言います。
ですので、“clothing”は「トータルコーディネートの姿」となり、不可算名詞なので“much”を使います。
“clothes”は元々が複数形で、可算名詞なので“many”ですが、可算名詞と言っても単数形は存在しません。
単数形の“cloth”は服ではなく、「布」なのでまったく別の物になります。
詳しくはこちらの記事で
「流行の服」は“fashionable clothes”や“fashionable clothing”と言っても大丈夫です。
その際にも“many”と“much”の違いに気を付けてください。
I don’t have many fashionable clothes.
流行と言えばファッション関係を表現することが多いと思いますので、そのあたりの表現を念いりに練習してみてください。