「ご一緒できてうれしかったです。」
私たち日本人は、カンパニーというと、○○カンパニーなど”会社”という意味がパッと思い浮かぶので、なんだかビジネスでの会話のような感覚になってしまいますが、ネイティブにとっては別れ際の定番フレーズです。
定番フレーズ
「(人)と一緒にいることを楽しむ」
“I enjoyed.”「私は楽しかった。」ここまでは分かりますよね。
今回のフレーズでの最重要ポイントは、“company”の使い方です。
“company”は、名詞で「会社」、「企業」などの他に、「交際」、「付き合い」、「仲間」、「連れ」、「来客」などという意味があります。
今回の例文を直訳すると、「私はあなたの交際を楽しみました」となり、そこから派生して、「あなたや、あなたとの時間」を楽しんだという意味になります。
ですので、意中の男性と食事をした別れ際にこのフレーズを使ったと仮定すると、「(大好きな)あなたと食事ができて、とても楽しかったわ」となります。
相手に言われた場合は、「君と一緒に過ごせて楽しかった」と言っているわけですから、脈アリと言っていいと思います。
※当たり障りのないようにかわされている場合もあるので責任はもちませんが。
くれぐれも、「会社が楽しかった」とならないようにしましょう。
I enjoyed your company tonight.「今日はとても楽しかったよ。」
So did I!「私も!」
We have to gather often, like in a month! 「月に一度は集まりたいね!」
“really”を足すことでより楽しかったことを強調することもできます。
「ご一緒できて、とてもうれしかったです。」
また、”good company”で、一緒にいて楽しい人のことを表すので、“You are good company!”なんて言われることもあるかもしれませんね。
「あなたって一緒にいると楽しいわ!」
来客という意味もあるので、“company”をお客という意味で使うと下記のようになります。
「今夜はお客様がいらっしゃるのよ。」
「会社が来る」という表現をみたらすぐに「お客」や「人」と思い浮かぶぐらいにしておくのがいいですね。
似たような表現で「話せてよかった」、「一緒にいれて楽しい」もよく使うので合わせて覚えておいてください。
「お話しできて楽しかったです。」
I’m so glad to be with you.
「あなたと一緒でとてもうれしいです。」
“company”は「交際」、「付き合い」、「仲間」、「連れ」、「来客」という意味でも使われる
えーっ!!“company”ってそんな意味もあるの?という感じで結構衝撃的だと思うので、簡単に覚えられちゃいますね。
気になっている異性と一緒に過ごすことができたら、別れ際に“I enjoyed your company.”を使ってみてください。