単語を離すか離さないか、”s”がつくかつかないかの違いがあるだけのとても似ている3つの単語「Some time」「Sometime」「Sometimes」を正確に使い分けることができていますか?
会話中では、正直どれを言っていてもあまり違いは分からないし、全然意味が通じない!なんてことはないですよね。
しかし、メールや文章のなかではごまかしがききません。
しっかりと正しいものを使っておきたいです。
一つ一つ意味と使い方を確認していきましょう。
Some time:ある程度の時間
Sometime:いつか
Sometimes:たまに
some time ある程度の時間
まず、“some time”ですが、「しばらく、ある程度の時間」を表します。
”some”には「いくつかの」という意味があります。
時間は数えることはできませんが、「いくらかの時間」→「ある程度の時間」と考えることができます。
“long time”というと「長い間」ですが、使い方は同じで、それよりは短い間であることを表現するワードです。
「彼女はしばらくの間大阪に住んでいます。」
I’ve been thinking about going abroad for quite some time.
「わたしは結構前から海外に行くことを考えていました。」
「結構前から~だった」ということを表すためには、”quite some time”となります。
sometime いつか
次に”sometime”ですが、「いつか」という意味があります。
これは、具体的なことは何も決まっていないけれど、未来の「いつか」という、漠然とした未来のことについて言っています。
「今月中にどこか一緒に行きたいね。」
Let’s catch up sometime soon. We havn’t seen each other like ages.
「近いうちに会いましょう。しばらく会っていないもんね。」
「近いうちに」という場合は、”sometime soon”や”sometime in the (near) future”などと言います。
セットで覚えておきましょう。
「冬にスキーに行こうと思っているんだけど、一緒に行かない?」
sometimes たまに
最後に”sometimes”ですが、意味は「時々、たまに」です。
文のはじめか、終わりに来ることが多いです。
「私は朝時々気分転換のためにランニングをします。」
I sleep all day sometimes.
「たまに一日中寝ていることがある。」
このように単語を離すか離さないか、”s”がつくかつかないか、で全然意味が異なります。
会話中では間違っていてもさほど気になりませんが、いざ文章に書くときにもとっさに正しいものが出てくるようにしておきたいですね。