相手を褒めるときの英語表現と言えば“good”と“great”のほかにもたくさん表現がありますが、どれがどの程度の褒め言葉なのかというのをご紹介します。
その中でも“good”や“great”は特に色々な場面で使われているので、この2つを中心に見て行きましょう。
good(良い)<great(すごい)<excellent(極めて良い)<awesome(すさまじい)の順に評価が高くなっていく
この並びを見れば説明不要な気もしますが。
good「良い」
“good”は「良い」ですよね。
これは誰もがパッと出てくるかと思います。
何かを評価する時や何かの状態を表す時に使い、評価する時の表現としては「良い」 となるので普通よりも少し高評価だと考えておけば良いかと思います。
評価する際に使われる代表的な表現としては“good”の他に後ほど説明する予定の“great”や“excellent”そして“awesome”がありますが、その中では“good”の評価の度合いは一番下になります。
誰かを褒めたり物の状態を表す場合でも“good” “great” “excellent” “awesome”の順に評価が高くなっていきます。
日常生活の中で一番よく耳にする場面としては中学校で習う“How are you?”の受け答えとして“I’m fine.”ではなく“I’m good.”と答える場面がよくあります。
子供に対して良い子にしなさいと注意する時や、コンサートに行った際にそのコンサートが良かった場合には“good”を使って文を作ることができます。
「ショッピングモールで走るべきではありません。良い子にしなさい。」
This orchestra performance was good.
「このオーケストラコンサートは良かったです。」
great「すごい」「素晴らしい」
“great”は「すごい」や「とても良い」という意味があり、“good”と同じ様に何かを評価する時や何かの状態を表す時に使いますが、評価する時のランクとしては“good”の上で、“excellent”や“awesome”よりも低い評価になります。
“good”の説明でも例に出した“How are you?”の受け答えとして“I’m great.”を使うこともできるので、「とても元気だよ」と言いたいときには“I’m great.”を使うといいでしょう。
誰かに本をお薦めする時に素晴らしい本だと伝える場合や、体育祭が行われる日の天気が「とても良い」と表現したい場合には“great”がピッタリです。
「この本がとても良かったので私は友人にお薦めしました。」
Today’s weather is great for the sports festival.
「今日の天気は体育祭日和です。」
“good”と“great”よりも評価が上の“excellent”と“awesome”は、2つとも「極めて素晴らしい」「すさまじく良い」という感じで使え、“excellent”よりも“awesome”の方が高評価となります。
このように“excellent”や“awesome”を加えて“good”と“great”の説明をしてきましたが、どの単語も使う状況はあまり変わりませんが「良い」と評価する度合いが変わってきます。
何か評価する時にそれが自分にとってどのくらい良いものなのかを考えて適切な表現を選んで使ってみてください。