英語で「私も!」と同意の意思を表したい時、“Me too”“Also”“Either”“Me neither”などいくつかの表現がありますが、いつどの場面でどのように使い分けるかご存知ですか?
“Me too”だけを使っていた人も、今ここで“Me too!”から“Me neither!”まで様々な表現を学び、肯定分と否定文での使い分けぐらいは覚えていって欲しいなあと思います。
肯定文に使われる AlsoとToo
“Also”と“Too”は肯定文で使われます。
ここでは例文を見ながら“Also”と“Too”の各使い方を確認します。
Also
1.Also +動詞
I also like ramen noodle.
「私もラーメンが好きです。」
2.be動詞+Also
I am also a student.
「私も学生です。」
3.助動詞+Also
I can also run fast.
「私も早く走れます。」
4.have+also+過去分詞
I have also spent 3 hours to study mathematics.
「私も数学の勉強に3時間費やしました。」
Too
1.文末にtoo
I like cooking too.
「私も料理が好きです。」
2.フォーマルな場面で使われる I, too, 動詞
I, too, am going to visit Honda in Ohio.
「私もオハイオにあるホンダを訪れる予定です。」
3.日常会話で使われる me too
「私はピアノを弾くことが好きです。」
Me too.
「私も。」
否定文に使われるEither
次は否定文に使われるEitherをみてみましょう。
日本語では、「私も好きではない。」という具合に否定文でも肯定文でも、「も」という単語を使いますが、英語の否定文では“Either”が使われます。
Either ~も~ない
1. 文末にEither
I do not like fries either.
「私もフライドポテトが好きではありません。」
2.日常会話で使われる Me neither
「私は海外留学に興味がありません。」
Me neither.
「私もです。」
※EitherではなくNeither
練習問題
さて、Also Too Eitherの意味と使い方を学習してきましたが、皆さんはマスターできたでしょうか。
私が個人的に「否定文ではeitherを使う」ということを日常会話で意識するようにしています。
最後に練習問題を作ってみました。
英語訳にチャレンジしてみてください!
問題
1. 友達と映画を見た帰りです。
How did you like the movie?
「映画どうだった?」
Well… I was not impressed.
「うーん、感動はしなかったかな。」
(私も。)
2. 友達と来たピザ屋さんでビールを注文します。
Can I have a Budweiser?
「バッドワイザーをください。」
(僕も。)
3. クラスメイトと今までに行った旅行について話をしています。
I have traveled all around the States, but I have never been outside of the country.
「私はアメリカ国内中を旅行したことはあるけれど、国外には行ったことがないのよ。」
(私もないよ。)
4. クラスメイトと雑談をしています。
My English teacher has not posted my grade from the class yet.
「私の英語の先生はまだ授業の成績を公表してくれていないよ。」
(私も。)
5. 友達とショッピングモールに来ています。
I need to use the bathroom quickly.
「ちょっとお手洗いに行くわ。」
(私も!)
(答え)
1. Me neither.
否定の気持ちを表す「私も。」は“neither”を使います。
2.I will also have one. / I will have one too. / Me too.
ここでのoneはビールの名前であるBudweiserを指しています。
日本では「とりあえず生ビール」という注文の仕方をする方も多いと思いますが、アメリカではビールの商品名で注文するのが一般的です。
肯定文の場合は also / too どちらも使うことができます。
3. Me neither.
4. Me neither.
5. I also need to use the bathroom. / I need to use the bathroom too. / Me too.
こんにちは。興味深く拝見させていただきました。
質問なのですが、alsoは否定文では使えないでしょうか?
例えば、I also do not like fries.
よろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
文法を学習する上で、alsoは基本的に肯定文で使用するという認識のかたが多いと思いますし、多くのネイティブもそのように答えています。
また、英語を学習する上では否定文ではEitherを使用すれば問題ないので、これらの基本形を覚えておけば十分会話になると思います。
文末に使う場合はTooのほうがより自然であるなどネイティブが感じる細かなニュアンスもありますが。
I also do not like ___. という言い方が使えるか使えないかでいえば、ネイティブにそのニュアンスが通じるか違和感を感じるかということになるので、多くのネイティブが肯定文で使うのが基本だと言っている以上、そのように使うべきだと思います。
ただし、I also do not like ___. という使い方をするかしないかといえば、SNSなどで調べてみると、I also do not like sweet potato fries. という使い方をする方も存在しました。
※文法上どうなのか、皮肉や慣用句のように使っているのかまではわかりません。
ピヨさんは、どのようなニュアンスを伝えるためにI also do not like fries.という使い方をしたいのでしょうか?
最終的にはどういった場面で、どのような意図でその表現を使いたいかを明確にし、英語ネイティブにどのように感じるかを確認してみるしかないと考えています。