学校では定冠詞、不定冠詞 「a」と「the」の使い分け」ってあまり詳しく勉強しないと思います。
実はこれ私も使いこなせている訳ではないので、ここで記事にしていいものではないのかもしれませんが、“ a ”と“ the ”の使い分けは、詳しく追求するのではなく大体で勉強しときましょうということを話したいと思います。
“ a ”と“ the ”は日本語に置き換えることが出来ないものなので日本人にはとても理解しにくいものです。
しかも深く追求すると本が何冊も書けると言われていてとても厄介な存在ですよね。
ではどうすればいいのか?
英語ネイティブは経験から“ a ”と“ the ”を使い分けることができますが、説明して欲しいとお願いしても出来ない人が多いので英語ネイティブでない私達日本人が理屈で覚えるには限界があるんじゃないかなあと思うことにしました。
事実上の敗北宣言ですww
ですので、「突っ込みすぎないのが得策」かと思います。
かと言っていい加減に覚えてしまうとひどい目にあいます。
突っ込みすぎず・・・でもいい加減にはない。
このへんがホントに難しい・・・
その大きな理由は、“ a ”と“ the ”は 英語のニュアンスで考えれば全く別物 なのに日本語訳にすれとさほど大きな違いがないからです。
簡単な覚え方はいろいろあると思いますが、それはあくまでもテスト対策!!
英会話で使いたいのなら、日本語訳で覚えるとか、1回目は「a」で2回目は「the」のような苦しい覚え方は微妙です。
ですので私はイメージで覚えています。
目次
“ a ”と“ the ”の基本情報
まずは参考書に書かれているような“ a ”と“ the ”の基本情報をみてます。
“ a ”は不特定のものにつける不定冠詞
“ the ”は特定のものにつける定冠詞に分類できます
不特定のものにつける不定冠詞“ a ”は、修飾する語が 母音で始まる 場合は“ an ”になります。
例)
a table
an apple
ここで1つだけ気をつけて欲しいのは、修飾する語が母音で始まると言うのは、つづりだけでなく発音も含まれると言うことです。
良く出てくる例を出すと
an umbrella
ですね。
つづりは“ U ”で始まりますが発音はアンブレラなので母音です。
基本情報としてはこんな感じでしょうか!!
なかなか分かりにくいですね。
“ a ”と“ the ”のなんとなくの使い分け
で“ a ”と“ the ”の使い分けですが、
※複数の場合にはつけません。
大きく分けるとこんな感じです。
日本語訳で覚えないほうが良いと言っておきながら、日本語訳が出てきていますが補助的な役目として使っているので見逃してくださいww
日本語訳だけで覚えようという話ではありませんし・・・
私はこんなイメージで覚えています
“ a ”は特定できない場合につけて、“ the ”は特定できる場合。
こう文章にしてしまうと分かりにくいので
箱の中にりんごがたくさん入っていて、その中の1つのりんごをさす感じを思い浮かべています。
東京駅とか、ディズニーランドとか同じようにりんごで考えるとしたら、たくさんあるりんごの中の1つではなくりんごという植物をさす感じです。
“ a girl ”と “ the girl ”で比較してみると
ここで比較をしてみます。
“ a girl ”の場合と “ the girl ”で考えると日本語訳は「その少女」、「この少女」ぐらいの違いですが、イメージで考えると“ a girl ”はたくさんいる少女中の1人、つまり世間一般的な少女のイメージで、“ the girl ”は1人しかいない少女になりますので、特別な少女(その子しかいない)イメージです。
この記事を読んで、こんなに簡単じゃないという方がたくさんいると思いますが、英会話でコミュニケーションをとる場合にこのレベルのことを覚えておけば何とかなるレベルだと思っています。
それと最後に、よく、会話で1回目に出てきた物はまだ特定できていないので「a」、2回目に出てきた物は特定できたので「the」と覚える的な話がありますがそういう覚え方は個人的には微妙だと思っています。
私の場合はりんごの箱ですが、自分の思い浮かべやすい物をイメージする覚え方がオススメです。