英語の学習を始めてすぐのころって、精神を集中させて英語を一言一句聞き取ろうとしちゃいますよね~。
私も少しでも聞き取りやすくなるようにヘッドホンやイヤホンを使って聞き取る練習を繰り返し行なっていたことがあります。
でも聞き取れない単語が多くてなんかテンションが上ってしまって・・・こりゃダメだわ。。。ってなっちゃいますよね。
それ、聞き取れなくても問題ありません。
それら聞き取りにくい単語は、完全に聞こえない単語、他の単語とつながって発音が変わってしまった単語、弱音といって元々弱く音を出している単語など様々なのですが、もしあなたが英語の学習をはじめたばかりの初心者だとしたら、とりあえず聞こえなくても問題なしです。
結果からお伝えしてしまうと、ちょっとぐらい聞き取れない単語があっても会話には全く影響しません。
たぶんネイティブにもはっきりとは聞こえてないと思いますので!!!
これも脳科学的な話になってくるのですが、英語圏の方にとって英語は生活の一部な訳ですから、たとえ聞き取れない単語があったとしても脳が今までの経験値から予測してその単語を補完してくれるので会話が成立してる事が多いんですね。
これを日本語に当てはめてみると分かりやすいと思います。
おそらく、あなたも日本語を一言一句なんて聞き取っていないと思いますよ。
その場面や文脈やら、様々な要素を総合してその単語自体が予想できちゃってるんですね。
英語ネイティブもはっきり聞き取れなくても様々な要素から無意識に予想しながら会話をしています。
ですので、英語リスニングを諦める前に確認すべきたった4つの音の変化材でも書いたのですが、元々弱く発音されていたり最悪の場合消えちゃう音もあるので、最初のうちはそんなの聞こえなくても問題ありません!!!
で、私の場合全く聞こえないという短い発音の単語は「前置詞」「冠詞」が特に多かったんですよ。
これを少し調べてみたのですが、英語は大切なものを強く、そうでないものは弱く発音する言語なので必然的に「前置詞」「冠詞」は弱く発音することが多いと言うことでした。
発音記号的にも「前置詞」「冠詞」は、“e”を逆さまにした発音記号「曖昧母音(アクセントがなく弱く発音される)」が表示されているので、聞き取りにくいのは当たり前ですし前述した理由から、大切じゃない単語は弱く発音するなら、聞き取れなくてもあまり影響はないと言うことですよ。
もう開きなおってください!!
別に“ at ”や“ on ” が聞き取れなくても会話にはなるということです。
例えば
look at the camera ⇒ look ごにょごにょ camera
これ“ look ”と“ camera ”が聞き取れればカメラみてって言ってるのなんとなく分かりますよね。
“ at ”はあまり重要じゃないんですね!!
もし、「これがカメラをみて」ではなく「カメラを見上げて」だとすれば、「look up 」とはっきり発音しているはずです。
“ a ” と “ the ” の区別も難しいですが、そこも大勢に影響はありません。
問題無しです。
まとめ
重要な単語だけ聞き取れれば英会話は出来る