これから英語の勉強をして行こうと思っている英語初心者の方でありがちなのが、永遠にフレーズを丸暗記しようとして挫折するという間違いです。
たしかに勉強をはじめて最初の頃は頻出フレーズを覚えるのは必須なのですが、ある程度覚えてきたらその英文のルールを覚えてパズルのように組み合わせていかないとボキャブラリーに終わりはありません。
英語しか使えない環境で英語を毎日使っている場合は別ですが、そうでないのであれば英語のルールである話すために必要な英文法を理解することは必須事項です。
その英文法を学習する際にの説明の中には品詞の種類がたくさん出てきます。
まず最初に品詞についてさらっと学習しておくと、覚えるフレーズの理解度があがりますので面倒くさがらずに品詞の名前ぐらい覚えてしまいましょう。
そんなにたくさんの種類がる訳ではありませんし、知っている品詞も多いと思うので、サクッと読んでみてください。
目次
人やモノなど具体的な対象を表す 名詞
人、モノの名前
そこにある、生えている、存在しているモノは名詞だと思っていいですね。
名詞の分け方というか種類は、普通名詞、物質名詞などの言い方もあるようですが、一般的に使われている感じの種類で分けてみました。
1.可算名詞
数えられる名詞 pen, desk
2.不可算名詞
数えられない名詞 information, water
3.固有名詞
ある特定の人、名前など。
4.代名詞
私、あなた、彼、彼女、それ、など。 I, you, he,she, itなど
日本語には無い 冠詞
日本語で冠詞に当てはまるモノは無いと言われている
正直に言って初心者どころか中級者と言っている人でも使いこなせている人は少ないと思います。
ネイティブは感覚で使い分けているそうなので慣れが最も重要。
1.不定冠詞 a, an
不特定のひとつのものを指すときに、名詞の前につけます。
a pen
後に続く名詞の発音が母音(aiueo)で始まる場合、“ an ”になります。
an apple
2.定冠詞 the
特定のものを指すときに使います。
The earth(地球)
The sun(太陽)
など、この世にひとつしかないものには必ずつけます。
英語の1文章中に1つしか存在しない 動詞
動作を表す言葉です。
動詞は基本的に1英文に対して1つしか存在しません。
接続詞などで英文が接続されたりすると2つ存在するのですが、2文が接続されていて1文に見えるだけなので、1英文に対して1つの法則は破られていません。
動きっぽいモノが動名詞など形を替えて混在しているように見えることもありますが、動名詞は動詞のような名詞なので動詞は必ず1つのはずです。
不定詞なんかもそうですね。
動詞の前にtoがつくとセットで名詞扱いになるので、その場合も動詞は1つです。
1文1動詞の原則などと習ったかもしれません。
動詞は使い方によって自動詞と他動詞どちらの働きもできることが多いので、be動詞を除いた自動詞と他動詞を一般動詞なんて呼んだりもします。
ちなみにbe動詞は自動詞の働きしかしません。
1.自動詞
その行動が誰にも何にも影響を及ぼさずにその動詞だけで自己完結できる動詞です。
walk,go,move など。
2.他動詞
他のモノや人に影響を及ぼし、後に目的語を取る動詞。
have,see など。
3.be動詞
状態を表し、主語と補語を=イコールの関係で結ぶ動詞
これは理解できている人が多いですよね。
is,am,are
助動詞
助動詞は動詞にくっついて「~できる」「~するだろう」などの意味を付加します。
can, will, must など
形容詞
名詞を修飾する言葉です。
赤いカップ red cup
青い靴 blue shoes
など。
副詞
動詞を修飾する言葉です。
早く起きる get up early
ゆっくり歩くwalk slowly
副詞を修飾する場合もあります。
very well
など。
時間や場所なども副詞で英文の最後の方にくっついているものが多いです。
接続詞
言葉と言葉、文と文、言葉と文をつなぐ言葉です。
and, but
前置詞
名詞や代名詞の前に置き、時・場所・方向などの意味を作ります。
in, withなど
間投詞
感情を表すときに単体で使います。
oh, ouchなど。
とまあ、ざーーーと見ていきましたが、これを読んだ段階ではなんとなく覚えておけばOKです。
フレーズを覚える際などに品詞を意識するだけでも理解度が相当変わりますので、まずは意識することからはじめてみてください。