英語で「~しています」と言いたいときに使うのが、現在進行形です。

これは、日本語の「~している」に当たります。

現在進行形では、「be動詞 + 動詞のing形」を使って、今まさに行っている動作や出来事を表現します。

現在進行形の基本構造

現在進行形は次のように作ります

基本構造

主語 + be動詞 (am / is / are) + 動詞のing形

たとえば、「私は今、勉強しています。」と言いたいとき、英語ではこう言います。

I’m studying now.

I(主語) + am(be動詞) + studying(動詞studyのing形)

で「私は勉強しています」を意味します。

私はシドニーオペラハウスに向かっています

I’m heading to Sydney Opera House.


head to ~「〜に向かう」

I’m eating.
「私は食べています。」
She’s talking on the phone.
「彼女は電話で話しています。」
They’re playing soccer.
「彼らはサッカーをしています。」

使い方のポイント

今まさに起きていること「今、何かをしている」ということを言いたいときに現在進行形を使います。

現在進行中の出来事

I’m cooking dinner now.
「私は今、夕食を作っています。」

一時的な出来事や動作

一時的に行っていることについても現在進行形が使えます。

He’s staying at a hotel.
「彼はホテルに泊まっています。」

継続を表す出来事

「always いつも」~しているという表現も、現在進行形で言い表すことが可能です。

He is always playing video games.
 「彼はいつもビデオゲームばかりしています。」
She is always complaining about her job.
 「彼女はいつも仕事の愚痴ばかり言っています。」
They are always arriving late.
 「彼らはいつも遅れてばかり来ます。」

確実に起きる未来やすぐに起こる近い未来

確定している未来の予定を話す際にも、現在進行形を使うことがあります。

I’m meeting my friend tomorrow.
「私は明日友達に会う予定です。」
I’m coming to pick you up soon.
「すぐに迎えに行くね。」

午後オペラハウスに行きます

I am going to the Sydney Opera House this afternoon.

ing形の作り方

動詞のing形は、基本的にその動詞に“ing”を付け加えるだけです。

ただし、一部の動詞は少し異なるルールがあります。

動詞がeで終わる場合

動詞がeで終わる場合は、eを取ってingを付けます。

come → coming
make → making

短い母音+子音で終わる動詞

短い母音+子音で終わる動詞の場合は、最後の子音を重ねてからingを付けます。

run → running
sit → sitting

否定文

否定文を作る場合は、be動詞(am,is,are)の後ろにnotを入れるだけです。

オペラハウスに向かっていません

I am not going to the Sydney Opera House.

「向かっていない」ということをイラストで表現したかっただけですので、オペラハウスとエッフェル塔で国が違うのは気にしないでください。

疑問文

疑問文を作る場合は、主語とbe動詞(am,is,are)を入れ替えるだけです。

(もしかして)オペラハウスに向かってる?

Are you going to the Sydney Opera House?

まとめ

現在進行形は「be動詞 + 動詞のing形」で、「今していること」を表します。

簡単な構造なので、慣れてしまえば日常会話で多く使える表現です。

練習して、ぜひ使ってみてください!